清水です。
今回はプロフェッショナル編です。
基本編
カメラ編
ガジェット編
ソフトウェア編
▶︎プロフェッショナル編
プロフェッショナル編といっても、機材の話やテクニックの話などは一切致しません。
ここでご紹介するのは、プロとアマチュアはどう違うのか、どうやってプロと戦っていくのか、厳しい世界をお話しさせていただきます。
テクニカルな部分に関してはYoutuberが解説動画を作成しておりますので、そちらを参照していただければと思います。
ぼくも動画編集初心者向けに解説動画、もしくは記事を作成いたしますので、しばらくお待ちください。
今回は3つの視点からお話しさせていただきます。
- 人の壁
- 経験の壁
- 著作権の壁
1.人の壁
テレビ番組を思い浮かべて下さい。
たまにスタジオ裏が映されたりしますが、
- カメラさん①
- カメラさん②
- 音声さん
- 照明さん
- プロデューサー
簡単に思いつくのでこれだけいます。見えない部分では
- 企画者
- 脚本家(放送作家)
- メークアップアーティスト
- 動画編集者
などなど。様々な人の協力で成り立っていおります。
あなたはこの役割を全てひとりでこなさなければなりません
もちろん出演者として振る舞う場合だってあるでしょう。
作品に関わる人の数が違う。
ここは大きな違いです。
Tiktokやyoutuberで活躍している人の中には、あたかも自分が撮っているような動画がございますが、動画作成メンバーが別にいたりします。
本気で稼ぐのであれば、そんな方々と戦っていかなければなりません。
ある程度軌道に乗ってきたチャンネルであれば、外注化することも考えても良いかもしれません。
2.経験の壁
プロが作る動画はぼくたちが作っている動画とは比べ物にならないぐらい、全く異なるレベルの量と質を求められています。
彼らはそれで生計を立てていますからね
ぼくらがが趣味程度で1日1時間動画を作成していくとします。
1日1時間も非常に長い時間なのですけどね
プロフェッショナルは1日8時間、時には残業してまで8時間フルコミットします。
1日の差は8倍。毎日動画編集するのと週末だけ編集するのでは当然差がつきますよね。
圧倒的な量をこなすことで圧倒的な質を生むことができる。
これはプロとアマの違いですね。
3.著作権の壁
せっかく動画を作ってあとはお気に入りのBGMを使おう!ちょっとまってください。
それって著作権違反になりませんか?
Youtubeは著作権に厳しいので、著作権フリーのBGMかどうかは確認した方が良いです。
Youtubeが公式に認めているオーディオライブラリーを活用したり、プロはサブスクサービスを活用して著作権フリーのものを活用しております。
サブスクなんで当然毎月お金かかります!
なんでも、カネ、カネ、カネ
初心者のうちはオーディオライブラリーを活用するか、無音でチャレンジするのが良いかもしれません。結婚式動画など、身内でしたら問題ありませんけどね。
厳しい現実
テンションの下がることをお話しします。
簡単なアプリ
現在は、かんたんに、かつオシャレな動画を作れるアプリが豊富にあります。
例えばTikTokもそうですし、Go ProアプリのAI技術は目を見張るものがあります。
若い子の旅の動画やVLOGを見ていると本当に綺麗だなぁと思います
操作方法としては、必要な動画や写真を選択してBGMを選んで終わり。
超簡単
自分が作った動画と比較してみてください…
初心者の頃はAI、簡単動画編集アプリに劣る自分の作品を見て落胆することでしょう。
参入者
厳しい現実を直視しましょう。
現在、リスキリングとして注目されている技術だからこそ、参入者も非常に多いです。
昔と違って参入障壁が非常に少なくなり、誰でもすぐに簡単にできるようになっております。
さらに今はスマホの機能も飛躍的によくなっておりますので、素人が4K撮影なんかもできます。
4K撮影した自分の動画と、テレビの映像がほとんど変わらないことに気づくことでしょう。
そういったこともあってライバルが非常に多いです。
試しにランサーズやシェアジョブなど、自分のスキルを売るサイトに行って「動画編集」と検索してみましょう。
ライバルの数が非常に多いことがわかります。
しかも単価が安い
品質には差がありますが、とにかく数が多い。
しかもそこに登録しているのは、実績のある方、ある程度動画編集ができる人。
実績の少ないあなたのような初心者は、
もっとたくさんいるということです。
ぼくがお伝えしたいのは、今からは遅い。
諦めなさいといったネガティブなことではありません。
ライバル増えちゃうから減らしたいというような姑息な考えでもありませんよ
ライバルは多いですが、品質やレベルの低いものも多数あります。
そんな人たちとは差別化してあなたの価値を高めていきましょう、ということをお伝えしたかったのです。
動画制作を趣味で10年続けてみて
昔は今ほど様々なノウハウが出ていなかったですし、便利なツールもありませんでした。
そんな中で、昔から1つ気をつけていることがあります。
それは最終のアウトプットイメージをしっかり考えておくことです。
アウトプットイメージがしっかり頭の中に描けていれば、撮影するときに迷わなくなります。その場でやり直しだってできます。
もしイメージが不明確だと、撮影が終わって家に戻ってきてから
あれ撮っておけばよかった、やっちまったー
なんて思うことが多々発生するでしょう。
映画監督がアウトプットイメージを考えないまま映画制作することがないように、ぼくたちもアウトプット先行で考えた方が良いです。
動画編集である程度補正できることもありますが、編集に時間がかかりすぎて大変、諦めちゃうといったことが起きてしまいます。
あとはなんとなく尺の長さも決めておくといいですよ
どうやってプロと戦っていくか
そんなプロなんて、、、
と思う方は飛ばして下さい。
1.人の壁
の項でも記載しましたが、企画を考え撮影し動画編集まで全て一人でこなさなければなりません。機材だって相手はプロ用。どうやって差別化していくか。
ここは間違いなくコンテンツで差をつけるしかありません。
オリジナルコンテンツの企画にどれだけ注力するか。ここがポイントになってきます。
一度は経験しておいた方がいいこと
さいごに、アドバイスで締めくくりたいと思います。それは
プロの技を見ておくこと。
どのような機材を使って、どのようなソフトを使ってやっているのかを見ること。
まるで寿司職人が師匠の寿司を握る様子を横で見て習うのと同じです。
動画編集をやっている知り合いが少なくても、Photoshopで写真を加工している人なら見つかるかもしれません。どんな作業スピードで、どんなショートカットを使っているかなど。
そこに大きな学びがあります。
幸いなことにぼくは何度か見る機会がありまして、その度に成長しています。もしぼくの作業をご覧になりたい方はコメント欄にてご連絡下さい。遠隔でも簡単にお話しさせていただきます。
これにて全5回で動画編集の概要をお伝えさせていただきました。
次回、番外編としてぼくの動画編集のコンセプトや作り方などのノウハウを一挙に公開したいと思います。それではまた次回。
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