【2022年3月中国最新版】健康コードが黄色になり、家に帰れなくなった時の経緯と対応方法

タイトルを見て「どういうことだ?」と思った方が圧倒的に多いかと思います。
中国にいらっしゃる方はピンときているかもしれません。


現在中国ではGPSや二次元バーコードを活用して
すべての国民の行動記録を取り、疫病対策に役立てております。
もちろん、中国に滞在している外国人も対象です。
今回は中国に駐在している僕が実際に遭遇したお話と、
その時に実施した対応策について紹介させていただきます。
それでは早速まいりましょう!

目次

もくじ

  1. サマリー
  2. 原因と事象
  3. 解決方法と予防策
  4. 詳細版経緯

この順で説明していきます。
今後中国国内で出張や旅を考えている方は、
3.解決方法と予防策
だけでも見ておいて損はないと思います。

※2022年3月4日時点での内容です。
各地の疫病情報及び対策は随時変わっていきます。あくまで参考程度にご覧ください。
※疫病対策概念図は実体験と知り合いからの情報を総合的にまとめて可視化したものです。中国政府公式発表しているものとは異なります。
あらかじめご了承ください。
※最新情報が入り次第随時更新していきます。

1.サマリー

ぼくは深圳に駐在しており、
2月末よりハルピン(哈尔滨。以下、漢字表記にします)へ旅行に行きました。
哈尔滨の旅先にて
広東省管轄の健康コードが黄色となっていることが発覚。
航空会社より搭乗拒否され、一時深圳へ帰れなくなりました。
関係各所へ電話連絡し、健康コードを黄色から緑へ変更し、
予定より2日遅れで深圳へ戻りました。

2.原因と事象

原因

ぼくは旅の直前に江西省へ出張に行っておりました。
その際、ぼくの健康状態及び行動記録が

  • 発熱している
  • 中高リスクへ立ち入った

このように国家疫病管理プラットフォームへ登録されていました。
(正式名称は国家政务服务平台の中の、防疫健康信息码服务)
※ちなみに発熱症状はありませんし、そのような申告もしておりません。
※ぼくの訪れた江西省エリアで中高リスクの場所はありませんでした。

事象

江西省が国家疫病プラットフォームへぼくの健康コードを
「黄色」
と申請したことにより、連動して広東省の健康コードが黄色へ変化。
哈尔滨空港で搭乗する際、
航空会社受付で
「深圳に入るためには粤康吗が緑色になっていることが絶対条件」
と言われました。


ぼくの住んでいる社区に確認して、
外国人であっても核酸検査の結果証明があれば問題ないといわれましたが、
航空会社は拒否します。
ぼくの住んでいる社区の人と電話をつなぎ、
航空会社の受付の方へ直接説明してもらうも、
航空会社は責任を取れないとのことで搭乗できませんでした。

清水
清水

ちなみに航空会社3社に聞いてみましたが、どれも拒否されました。

哈尔滨の空港が死ぬほど厳格でした。

3.解決方法と予防策

解決方法

なぜ健康コードが緑色から黄色になっているかの原因を特定。
特定した上で健康コードを緑色へ変更してもらうために関連部署へ電話連絡、
及びアプリ上での変更手続きを同時に実施しました。

難易度

出前サービス :★
タクシー、店員との会話   :★★
中国映画・ニュースを理解する:★★★
クレームを伝えて納得させる :★★★★
健康コードを緑色へ変更   :★★★★★

ぼくの語学レベルはHSK6級、中国語での日常会話は全く問題ありません。
ただし、今回の手続きはハードルが高い。
妻の協力がなければ内容を理解できなかったですし、
ぼくが担当者に細かく状況を説明して手続きをしてもらうには語彙力が足りなかったです。

清水
清水

中国語話せないと無理ゲー

電話応対者が英語対応できるわけではないので

予防策

抜本的対策としては中国に行かない。
仮に中国に滞在していたとしたら、一歩も動かない。

清水
清水

動かないことが一番ですが、

そうも言ってられませんよね。

具体的な予防策としては、

  • 見知らぬ電話でも全て応じ、話を聞く
  • 政府や社区担当からの電話であった場合、状況を説明する
  • 国家疫病対策プラットフォームへアクセスできる状態とする

中国に住んでいると、とにかく電話が多い。
出前からの連絡、配送サービスからの連絡、アンケートや詐欺まがいのものまで、
とにかく電話、電話、電話。
しかし政府系からの電話を取り逃し、
担当者の気分によって誤った情報を登録されてしまうと非常に手間がかかります。
中国語が分からない、通訳がいない、
そんな時には後からでもいいので必ずかけ直すようにしましょう。


だいたい電話の内容は、
①いつ来たか
②目的は何か
③どこに住むor行くのか
④健康状態はどうか
このパターンですので、あらかじめ準備しておけば
中国語に慣れていなくても一人で対応できるかと思います。

国家疫病対策プラットフォームへアクセスできる状態とするのは、
あくまでオススメです。無理に実施する必要はありません。
なぜなら、外国人は今の所登録できないため、
細かいステータスまで確認することができないからです。
やり方として中国の身分証をお持ちの方に代理で登録してもらえば、見ることができます。

清水
清水

プラットフォームに登録しておけば、原因特定が早くできるかもしれません。
この方法はビッグデータ担当エンジニアの方に直接聞きました。

4.詳細版経緯

ここまで原因特定方法や解決方法を要約して記載してきましたが、
実際は簡単にたどり着けたわけではありません。
いくつもの遠回りやたらい回しを経ながら、
問題特定や解決策を模索しておりました。

清水
清水

夫婦総力戦での電話攻撃

ぼくの通話時間だけでも2時間弱です

時系列

まずは今回の経緯を時系列に沿ってまとめておりますので、そちらをご覧ください。

行動記録

原因は哈尔滨に行ったことではなく、
途中訪れていた江西省の健康コードが黄色になっていたことにより、
今回のトラブルが発生しました。

中国疫病対策プラットフォーム概念図

なぜこのようなことが起こってしまったか。
これを理解しやすくするために中国疫病対策プラットフォームの概念図を紹介いたします。

国家疫病プラットフォームと各省庁との関連性

疫病対策プラットフォームは一番上に国家、次に各省庁がぶら下がり、
次に市、そして社区がぶら下がっているような状態です。
いくつか矢印を記載しておりますが、形が違うところがあります。
場所によって方針が異なり、


①国家データの最新情報と連動させて、かつ国家データへ情報をアップロードしている(広東省)
②国家データの最新情報と連動させておらず自分の管轄のみ管理しているが、国家データへ情報をアップロードしている(江西省)
③国家データの最新情報と連動させておらず自分の管轄のみ管理しているうえ、国家データへ情報をアップロードしていない(言えない)

本来であれば①のパターンが理想ですが、
中国は国土が大きく、各省が一つの国家単位。
必ずしも完璧に実施しているわけではありません。
傾向として、過去に疫病コントロールがうまくできず
爆発的感染を発生させてしまった地域は特に厳しく実施しているようです。


今回の事例では、江西省が健康コードを黄色へ変更したことにより、
連動している広東省及び深圳市の健康コードが黄色へ変化。
南昌市や哈尔滨、上海の健康コードは緑色のままでした。

今回の健康コード連動図

この原因特定までに2時間かかりました。
特定は深圳のビッグデータエンジニアに聞き、
ぼくの情報がどうやって登録されているか確認してもらいました。
中国の方であればCtripにやり方が記載されているので、
ガイドに従って登録を進めれば原因を特定することができるはずです。

清水
清水

エンジニアまでたどり着けたのは幸運。原因が特定できなかった場合、

解決方法が分からず打開策も不明なまま、哈尔滨から動けなかったです

今回は原因が特定できましたが、解除までに時間がかかります。
知り合いは健康コードが変更するまでには、稼働日ベースで3日かかったそうです。
また、健康コードが確実に緑色になる確証が持てませんでした。
深圳のエンジニアも、100%と保証ができないと言っていました。
そこで、様々な帰るパターンを考え、現段階で最適であろう帰り方を導き出しました。
それは、哈尔滨から上海へ飛行機で一旦移動し、そこから飛行機で深圳へ帰るルートです。
結果としてうまくいきました。

帰り方検討

どの交通手段を使うか

飛行機一択だろ、
と中国地理に詳しい方ならお考えだと思いますが、緊急事態です。
常識は通用しません。想定できるパターンを洗い出します。

  1. 飛行機
  2. 高鉄
  3. バス
  4. 徒歩

1.飛行機
黄色コードだと哈尔滨から深圳便には搭乗不可。
ただし早い。直行便で5時間。

2.高鉄
搭乗可能。
ただし遅い。約二日。核酸検査の結果が24時間を超えてしまう。
さらに経由地を多く挟むため、行程卡に記録が多く残り隔離のリスクが高まる。

清水
清水

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3.バス
搭乗可能。
ただし、高鉄よりも遅い。
さらに多くのリスクを抱える。

4,徒歩
可能。
ただし、3367km。修行。

清水
清水

家を訪ねて一千里。

マルコに比べたら余裕です。

すべてのパターンを考え、
1.飛行機で帰ることを選択しました。
ただ、飛行機での帰り方は複数パターンが考えられます。
これも冷静に検討します。

どうやって飛行機で帰るか


当時考えていたロジックを提示いたします。

帰るための算段
帰るための算段

上海を経由して深圳に帰ることにしました。
結果としてはうまく帰れましたが、最善の策だったかどうかは分かりません。

今であれば哈尔滨に残って滞在し、
健康コードが緑色になるのを待ってから帰ってくる方法であれば
1日短縮できたことがわかりますが、当時はどうなるか不明。
一寸先は闇でした。

経由地として上海を選んだ理由としては3つあります。

  • 飛行機に乗れる
  • 外国人対応に慣れている
  • 空港へのアクセスが良い

上記理由が挙げられます。
外国人は核酸検査を実施できる場所も限られています。
また、地方に行くと初めて外国人対応をする人も多く、
場合によっては拒否されます。
また、上海には専用の健康コードがありますが、
健康コードの提示はどこの省のものでもOKだという情報を掴んでおりました。
そこで、経由地として上海を選ぶことにしました。

対応記録詳細

ここから先は実体験に基づいた対応方法を紹介いたします。

-09:00-

哈尔滨空港着。
11:10のフライトでしたが、早めに来ました。
受付で健康コードの提示を求められ、アプリを開くと黄色に。

広東省の健康コード。黄色になっている。
深圳の健康コード。黄色になっている。


一瞬驚きましたが、
外国人は核酸検査のデータがビッグデータ上、登録されていないことが多いです。
今回もそのパターンだと思い、紙版の核酸検査の結果を持っていたことから事情を説明。

航空会社A窓口担当者「健康コードが緑でないと乗れません」

清水
清水

融通効かないなぁ。カタいねぇ。

外国人対応に慣れていないといつもこうだ

事情を説明してもらうも断固拒否。
便を変更するつもりなら無料で変えれるので、
違う窓口で手続きしてくださいとのこと。

清水
清水

オーケー、オーケー、航空会社だって責任とれないしね。

社区の人から直接説明してもおう。

住んでいるマンションの管理人へ連絡し、社区の担当者の電話番号を教えてもらう。
社区の人へ連絡し事情を説明。

社区担当者「あぁ外国人ね。核酸検査の証明書ある?あればOKよ」

清水
清水

でしょう。
紙版の証明書あるし、こっちはやることやってんの!

社区の方から航空会社の受付担当へ事情を説明してもらいましたが、

航空会社A窓口担当者「健康コードが緑でないと乗れません」

清水
清水

いやいやいや。OKって言ってるじゃん


航空会社の責任者に変わってもらいましたが、結果は同じ。
どうしても乗せてくれないらしい。

-10:00-

清水
清水

これは難航するな。

とりあえずフライト変えておくか。

搭乗開始時刻が迫っていたこと、
また手続きが簡単にはいかないことを踏まえフライトを変更実施。

清水
清水

てかこの航空会社がカタいだけじゃね?

他は事情を理解してパスしてくれるかも

この時はまだ甘く考えておりました。

清水
清水

すいません、深圳行きの便に乗りたいんですけど、

健康コードが黄色で。でも核酸検査の結果はあるし、社区の人からはOKと了承もらってます

航空会社 B 窓口担当者「健康コードが緑でないと乗れません」

航空会社 C 窓口担当者「健康コードが緑でないと乗れません」

清水
清水

さすがにまずいな。深圳は疫病が蔓延していて、核酸検査実施から48時間以上経過すると健康コードが黄色になるっては聞いてたけど….これじゃどうしようも無いじゃん

深圳の社区担当へ再度連絡。
核酸検査の結果証明をショートメッセージで送ってくれれば、
エンジニアに頼んで情報を登録し直すので、安心してくださいとのこと。

清水
清水

捨てる神あれば拾う神あり

そう安心していたのですが、問題が発覚。
深圳の健康コードが黄色になっているのは、別の部分に原因があるとのこと。
調べてもらうと、
江西省に出張した際に、健康状態が異常と登録されていることが発覚!!

清水
清水

確かに出張で行ったけれど、新しい患者は出ていないし、
中高リスクに指定されていないはず。

国家プラットフォーム上に登録されているため、深圳ではどうしようもないとのこと。
江西省の担当者へ連絡し、健康コード変換の手続きをしなければならないらしい。

清水
清水

まさか江西省に問題があるとは。原因を特定してくれたエンジニアさん、

親身になって対応して下さった社区の方、ありがとう!

国家疫病対策プラットフォーム上、ぼくの健康状態が発熱、中高リスクエリアへ行ったと記録されていることも手元の携帯で確認完了。

清水
清水

誰だよ、こんな適当な報告しやがって。それにしても、
妻がいなければ詳細な情報まで分からなかったな。

防疫健康信息码:黄色:妻に登録してもらい内容確認、外国人は登録できない
外国人専用プラットフォーム:黄色:どこで黄色申告されているかまでは分からない。

-11:00-

原因特定まで2時間経過。
次のステップ、江西省へ連絡することに。
訪れていたのは南昌市でしたので、まずは南昌市へ連絡。

清水
清水

すいません、カクカクシカジカで。
健康コードを緑色にしてもらってもいいですか?

南昌市担当者「承知しました。申請フォームがあるのでそちらから核酸検査の結果をアップロードしてください。申請後に電話をいただければすぐに対応いたしますので」

清水
清水

知り合いから健康コード変換方法は聞いたし余裕だな。

反映までに2時間ぐらいかかってもお釣りがくるぐらい余裕がある。なんとか帰れるな。

無事申請を実施し、変更完了の通知が届く。
健康コードは相変わらず黄色だが、
データ反映に時間がかかっているのでしょう。
ひとまずトイレ休憩&水分補給。
妻も必死に朝から対応してくれており、ぐったりしている様子。
感謝、感謝です。

-11:30-

状態が変わっていないため再度連絡。
南昌市担当者「申請は受理されましたよ。おそらくコードは緑色になっているはずです。」



しかし江西省の健康コードは相変わらず黄色のままだ。
スクリーンショットを取り、担当者に送ると、

南昌市担当者「今送っていただいた健康コードは江西省の健康コードです。南昌市のものは緑色になっているはずです。」

省と市は連動しないのか…!?
広東省と深圳は連動しているんだけど。

ここで一連の真相が浮かび上がってきた。

「江西省の健康コードが黄色に登録されていることにより、連動して広東省及び深圳の健康コードが黄色に変化している」

南昌市専用の健康コード。昌通码。こちらは緑色でした。
江西省専用の健康コード。赣通码。こちらは黄色になっていました

南昌市担当者「江西省の健康コードアプリの下側に、健康コード変換申請フォームがありますので、そちらから申請してみてください。」

原因が特定できればあとは一つずつ対応すれば良い。
南昌市の担当者にお礼を言い、
江西省の健康コードを管轄している場所の電話番号を教えてもらった。


ところが申請フォーム入力は外国人ができないようになっていた。

清水
清水

やはり立ちはだかる”外国人”の壁

身分証ねーよ

改めて南昌市の担当者に聞くと、

  • 江西省専用のアプリを立ち上げて申請してみる
  • 別のアプリのミニプログラムを立ち上げて申請してみる

ぼくはWeChatでやっていたのですが、
Alipayの方でミニプログラムを立ち上げると成功。
必要な書類をアップロードし、ひとまず江西省へ申請を実施。

清水
清水

対応方法はいくつかある。だめなら別の方を探す。
絶対に立ち止まってはならない。

アプリでの申請が完了したので、申請承認を早めるために、
教えていただいた電話番号に電話をすることに。

ダイヤルを回す。
回す。
回す。
回す。

清水
清水

あーこれ永遠に出ないやつだ

-12:00-

江西省の健康コード担当にはコールし続けながら、
誰が嘘の健康状態を登録したか特定することに。
もしかしたら申請した方が再度正しい情報をアップロードすれば、
健康コードが変わるかもしれないと考えました。

清水
清水

絶対許さん。

着信履歴を見直し、片っ端から電話をかけました。
今の状況を説明し、どのように報告したか今すぐ確認するように依頼。
中国の方にとって超重要なお昼時間でしたが、問答無用。
なりふり構ってられません。

着信履歴のあった部署は全部シロ、というか市の担当者しかいなかった。
百度地図で経由した市や区を洗い出し、
そちらに全部連絡しましたが、健康状態を”異常”と報告した人は見当たりませんでした。

頼みの綱は江西省の健康コード担当者のみ。
しかし鬼電の効果なく、いつまで経っても鳴り響くコール。

清水
清水

返事がない。ただの屍のようだ

アプリ上で申請すると、電話番号を紹介されますが…
紹介された電話番号のうち一つは担当外。もう一つは切繋がらない。番号はここしかない。
激闘の様子。関係各所へ連絡しております。妻の携帯はもっと履歴があります。

-13:00-

いよいよ帰る目処がたたなくなってきた。
そのため、会社へ連絡し状況説明と今後の方針を伝えました。
電話が繋がり健康コードが変われば今日中に帰れる。
繋がらず健康コードがそのままであれば別の道を考えることに。

やれることはすべて実施したので、遅めの昼食を食べることにしました。

-14:00-

妻と食事を済ませ、今後の対応法を検討。
すると妻から

妻

上海にいったん移動すれば?

考えもしなかった妙案。
経由して帰るという方法。
ご飯を食べた後の妻は最強だ。


様々な場合を想定し、リスクを分析した上で
現状の最適解を導き出す。

帰るための算段
前述のプロコン

哈尔滨から深圳行きの便搭乗時刻までに健康コードが緑色にならなかった場合、
哈尔滨から上海行きの便へ変更。上海経由で深圳へ帰ることにしました。

-16:00-

哈尔滨から深圳行きファイナルコール。
残念ながら健康コードは黄色のまま。
便を変更することに。
同時に会社へ今後の方針と実施する内容について説明を実施。
実は以前、雲南省へ旅行した時も同じようなことがありましたので、
あまり慌てずに対応することができました。

-20:00-

上海行きフライト搭乗。
健康コードのチェックは、黑龙江の健康コード提示でOK(緑色です)。

-23:00-

上海着。
ホテルチェックイン。

-翌日-

早朝外国人が対応可能な核酸検査実施場所へ行き、検査実施。
江西省健康コード管理担当者へは電話をしつづけ、
繋がらないままでしたが、
朝の10:30頃、江西省の健康コードが緑色になりました。
1時間経過せず、広東省の健康コードが緑色になり、
しばらくすると深圳の健康コードも緑色になりました。

清水
清水

長かったー

江西省の健康コードが緑色に変化
つづいて広東省の健康コードが緑色に変化
最後に深圳市の健康コードが緑色に変化

核酸検査の陰性結果を確認後、
深圳の社区へ状況を説明し、翌日帰ることを連絡。
フライトの手配完了。

-翌々日-
無事深圳へ帰ってきました。

おわりに

いかがでしたか?
外国人にとってはかなりハードルが高い内容であったかと思います。
仕組みを理解した今では、
どんな方でも的確にアドバイスできるようになったと自負しております。
ですが、実際はやりたくないですね。
疫病対策や状況は刻一刻と変化しております。
今回は一つの事例としてご覧いただければと思います。
ちなみにぼくは旅行する際には領事館にも必ず確認を入れておりますが、
あまり有益な情報は得られた試しがありません。
新疆ウイグル自治区や、雲南に行った際も同様です。
柳のように事実を受け流しながらも、臨機応変に対応、
そして鋼のメンタルを持っていれば大丈夫かと思います。

頭は常にクールでいろ

BLACK LAGOON ダッチ
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この記事を書いた人

     中国で仕事中!
     三味線練習中!
     ただの旅好き!

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