妻が牛丼を作ってくれました。
アプリを見ながら、
今までの「知識・技能・経験」
全てを駆使して作った、人生初の牛丼。
(ちなみに妻は日本の牛丼を食べたことがあります)
家に帰ると、ドヤ顔で待つ妻。
待ってました、さぁ夕飯だ。
満面の笑みをを浮かべながら、
キッチンに立つ妻。
今晩こそは期待できる、そう確信しました。
早速キッチンに向かい、渾身の一作を確認してみることに。
ん
あれ?
鍋を見るとなんだか様子がおかしい。
僕の知っている牛丼と違うような気がする。
いやいや、大事なのは味なんだ。
自分の常識は他人の非常識。
国を飛び越えれば、なおさらだよね。
そう自分に言い聞かせ、そっと蓋を閉じた。
何事もなかったかのように
お箸とお味噌汁の配膳をしていると、さらなる驚きがありました。
なんと、妻は丁寧にオンタマまで作ってくれていたのです。
夫満足度:★★★★★
ご飯をよそい、まるでミシュランシェフのごとく
牛丼を盛り付ける妻。
ここで異変に気づいたようです。
「なんか色違うね」
「においも違うなぁ」
「ちょっと味見してみよう」
「あれ、材料全く同じなんだけどな」
妻の独り言はしばらく続きました。
日本のように、
限りなく100点満点をとるために
コツコツと努力を積み重ね、磨きをかけていく。
職人気質の僕は、このようなスタイルが気に入っております。
ただ、最近は
ゼロから作り上げていくことに楽しさや喜びを感じることの方が大きくなってきました。
Zero to One.
Life shit.
我々の伸びしろに、乞うご期待。
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