中国でお茶を勉強し始めて1年。
中国のお茶館や教科書で習ったことをベースに茶杯を購入する時のポイントをご紹介いたします。
素材
中国茶杯は一般的に磁器、セラミック、ガラス、粘土で作られています。
それぞれの素材に独自の特性があり、茶の味に影響を与えます。
好みに合った素材を選びましょう。
とは言っても好みに合うって難しいですよね。
初めての方は磁器のもので間違いありません。
サイズと形状
中国茶杯には、異なる種類のお茶の味や香りを引き出すために設計された様々なサイズと形状があります。大きく2つの使い分けをすると良いでしょう。
- 香り高いお茶には小さめのカップ
- 香りの弱いお茶には大きめのカップ
とは言ってもバラや菊、ナツメなどを入れて飲む場合は必然的に大きいカップになります。用途に合わせて使い分けをしましょう。
デザインと装飾
中国茶杯は、緻密なデザインや模様で装飾されることが多く、美しさと価値を高めることができます。自分の好みや個人的な美意識に合うスタイルやデザインを考慮して選びましょう。
ぼくはお店で一目惚れしたこの茶杯にしました。
フルセットで120元(=¥2,000強)でした
信憑性
古美術品やビンテージの中国茶杯を購入する場合は、レプリカではなく本物であることを確認しましょう。信頼できる販売業者を探し、購入前に調査を行いましょう。
足繁く通わないと信頼できるかどうかは分かりません。お宝探偵団に出てくるようなビンテージを購入するのは避けたほうが無難です。
用途
茶杯をどのように使用するかを考えてください。
- 日常的に使用する
- 特別な行事で使用する
- 既存のお茶セットに合わせる
- 相手に見せる
馴染みのお茶館のおばちゃんは、別荘を買った友達に対してプレゼントを送ったそうです。別荘なので、少し格式張った茶杯を選んだそうですよ。
価格
中国茶杯は、素材、デザイン、希少性によってピンからキリまであります。
事前に予算を設定し、予算内に収まる茶杯を選びましょう。
よほど詳しい方でない限りパッと見で価格は分かりません。有名な「景徳鎮(けいとくちん)」ですらニセモノが多いです。
手入れ
茶杯の手入れやメンテナンスに専用のものが必要かどうか考慮してください。素材によっては、他のものよりも繊細で特別なクリーニング方法が必要な場合があります。
良いものを購入したけど手入れが面倒でお蔵入り、なんてことも。
まとめ
いかがでしたか?
プロになると、緑茶用、紅茶用などと使い分けるそうです。
はじめのうちは好きな茶杯を購入して、色々試してみるのが良いかもしれません。
プレゼントする時は専門家に聞いたほうがベスト!
ただし、関係性がないお店の方に聞いても高額商品をオススメされるだけですので、知り合いのお茶に詳しい人づてで紹介してもらうと良いでしょう。
以上、お茶杯の選び方でした!
参考になればと思います。
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