リスキリング 動画編集を学びたいあなたへ 番外編 ノウハウを大公開

henry-ascroft-unsplash

清水です。
今回は番外編です。

清水

長いです。本気で読んだら10分以上かかります。

ただし、ぼくのノウハウを全て公開します。
ご期待ください。
絶対に後悔させません。

 基本編
 カメラ編
 ガジェット編
 ソフトウェア編
 プロフェッショナル編
▶︎番外編

今まで合計5回にわたって連載してきましたが、最後は番外編としまして
ぼくの動画編集におけるコンセプトについてお話しさせていただきます。

様々なジャンルの動画を作っておりますが、この回では食レポ動画のコンセプトを記載いたします。皆様の動画編集の参考になればと願っております。長文ですが、ぜひ最後までご覧ください。

目次

完成した作品

結論ファーストで。
まずは動画をご覧ください。

コーヒー屋さんの紹介

オリジナル作品は4Kで撮っておりますが、ブログ用にファイルサイズを抑えております。画質の悪さは予めご了承ください。
※オリジナル405MB、ブログ用15MB。

コンセプト

ぼくの食レポ動画のコンセプトは、

まるで実際その場所に行ったかのように、
お店を知ることができる動画

これを視聴者に提供することです。

louis-hansel-unsplash
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特徴

特徴として、リアル感を大事にしております。
写真ですと色味が加工してあったり、
肉の量が違ったりしていて、ガッカリ。
そんな経験ございませんか?さらには偽の口コミでの評価歪曲。嘘の世界を表現する事は考えておりません。

清水

ありのままを伝えたいと思い動画にまとめております

お店側のクリエイターであればいかに旨そうに見せるかが重要です。
誰のためかと言うとお店のため
ぼくは消費者のために動画を作成しております。

コラム 動画の長さ

動画の長さは1本30秒に固定しています。

なぜ30秒か。

ティックトックは基本的に15秒のショート動画を得意としております。
YouTubeは収益性を考えて、大体10分前後の動画が多いと思います。
食レポのためにわざわざ長い動画を見たいか?

清水

そんなことないですよね

メニューが書いていたり、口コミが書いてあればそれでオッケーと言う方が大多数だと思います。
文字だと読まない、短い動画だと伝わらない。そんなワガママなお客様のニーズを分析し、30秒の動画を作成することにしました。

自分が動画を観る側だったらどれぐらいの尺だったら見るか?と客観的な視点を持つことを忘れないでください。クリエイターからすると。努力した部分を全部見せたいと思いがちなのですが、絶対に視聴者のことを忘れないでくださいね。
自己満動画に終わってしまいますから。

動画撮影プロセス

カメラ

iPhone 13pro。
手軽。どこに旅行へ行っても使えますしね。
画質もそれなりに良いです。
食レポぐらいならOK。
必要に応じてシネマティックモードを活用しております。

howard-bouchevereau-unsplash
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画質

最上級です。60fps、4kで撮ります。
ただしApple proressではありません。

動画を撮る時のポイント

できるだけ入り口から食べるまでの流れを大事にしています。
店員さんのサービスの質も見せたいので、合計5分以上は撮っていますね。
最終的に加工して30秒まで圧縮します。

清水

お店の良さをギュッと凝縮

動画編集プロセス

使用デバイス

iPhone × iPad × Lumafusion
Lumafusioはテンプレ登録しております。
毎回同じような仕上がりです。

統一感を持たせ、ぼくの動画の世界観を守っています。

清水

iPhoneとiPadは同期が非常に楽です

milena-trifonova-unsplash
milena-trifonova-unsplash

作業環境

特定の場所で固定して行っているわけではありません。

清水

Youtuberのように専用の部屋なんて設けておりません

家はもちろん、電車やバス内、カフェで仕上げます。
隙間時間でサクサク作ります。
iPadならではのフットワークの軽さを活かし、すぐに作ります。

カラーグレーディング

最小限。
コンセプトはありのままを伝えることなので、
色味調整は基本行いません。
さらに言うと、ショートムービーなのでそこまでこだわっておりません。

清水

過剰なこだわりはカット!

お客様が求める品質でいいのです。

テロップ

極小。
30秒ですと、テロップを見ている時間がもったいない。見てわかるようにしてます。
1分以上だとテロップをつけますね。

清水

自分の工数削減にもなります

エフェクト

最小限。
場所が変わる時にトランジションを入れるぐらい。
短い動画でエフェクトばかりじゃ頭に入ってきません。初心者がやりがちなミスですけどね。

BGM

毎回同じのを使っています。
著作権フリー。
ただし、クリエイターの名前と音楽の名称、クレジットは最後に絶対に出るようにしています。
クリエイターさんを少しでも応援できればと思っています。

清水

ちなみにクリエイターさんとはYoutubeやブログでお互いフォローし合っています

制作時間

撮影は店内にいる時に基本的にずっとやっています。動画編集は10分〜20分で一本仕上げます。
長く時間をかけすぎない。
ご飯食べる→動画編集をルーチンワークにしています。
頭をほとんど使っていません。

清水

動画編集スタイルをテンプレ化。
いかに効率化するかが重要です。

コラム 短い動画の方が楽?

短い動画の方が楽か?
いや、短いと大変です。

denise-jans-unsplash
denise-jans-unsplash

15秒、30秒、1分、3分、5分、10分。

この中で一番簡単なのは10分。

清水

ダラダラ動画を流してもOKなので。

10分のスピーチは難しいが、1時間の公演なら簡単、なんて講演会で話している方がいらっしゃいます。

まさにその通り。動画編集も同じ。

短く端的に話すのが難しいように、短く凝縮して動画で伝える方が難しいのです。

動画編集最後の大詰めは断腸の思いで不要なシーンをカットしていきます。

清水

時には0.1秒の調整も入ります。
自分の作品を切っていくのはツラい。

長い動画は解説やテロップが多くなり大変になるデメリットもあります。
かつ素人の動画だと10分、30分や1時間なんて見るに耐えません。
Youtubeだと収益性を考えて10分にするのが良いですが、まずは短めの動画を作ってからの方が良いかと思います。

動画編集後プロセス

アップロード先

中国版の食べログ、大众点评へアップロードしております。YouTubeですとか収益性を目指すものではありませんが、たくさんの人々にお店の良い所ですとか、実際のリアルな食レポをお伝えできればなと思ってアップロードしています。

HDR/SDR

以前説明しておりましたが、アプリによってはHDR非対応のものもあります。
ですので、アップロードしたけど白飛びしちゃった…なんてことも。

アップロードする先によって動画の出力フォーマットを調整してあげればよいのですが非常に手間。

ぼくの場合は4つのプラットフォームへアップロードしているのですが、まずTiktokにアップしています。TiktokはHDRをSDRに変換して、さらに圧縮する機能があるようです。

そのため、まずTiktokにアップして動画をSDRにしてから他のアプリへアップしています。

清水

アプリ別に出力方式を変えたりはしていません。

hello-i-m-nik--unsplash
hello-i-m-nik–unsplash

アップロードする順番を間違えると、白飛びしたり、アプリのロゴが入ったりして見栄えが非常に悪くなります。ですので、わたしはTiktokを活用しております。だいたいファイルサイズが1/10くらいになりますね。

削除

ぼくの場合はもとファイルをとっておくことはしません。
iPadの容量を食いますし、あとで手直しすることが少ないからです。動画作成が完了したら、オリジナルの動画と動画編集で使ったファイル(またフォルダごと)を全部消します。

清水

もったいない!
あんなに時間かけたのに。

いつまで持っていても意味のないものです。
バッサバサ捨てましょう。
もしくはHDに取っておいても良いかもしれません。

完成した作品の編集画面

一番はじめに紹介した動画の編集画面です。iPadで作っています。

Lumafusion編集画面。クリックで拡大します。

複雑なことはしていません。
動画を撮影したものをつないで、テロップを少しつけてBGMをつけて終了です。
iMovieでもできるようなシンプルな内容です。

こちらの動画作成時間は10分

ある日の平日、12:30にオフィスからコーヒーを買いにふらっと出ていき、動画撮影しながらコーヒーを購入して戻ってきて動画編集。13:00には完成しました。

清水

お昼休憩で1本の動画撮影と編集を終えている感じです。

この例は早いほうですので、普段は15分ぐらいは編集に時間をかけています。
自分のやり方が固まるまではめちゃめちゃ時間かかってました。
1本30分なんてザラでした。ですが今はルーチン化しましたので、そんなに負荷になっていません。

さいごに

いかがでしたか?

ここまで動画編集のノウハウを公開している方はいないんじゃないか、と思います。
ぼくの設定で作ってみると同じような動画を作成することができると思います。

Lumafusionをお持ちの方であればぜひ試してみてくださいね。

それでは。

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この記事を書いた人

     中国で仕事中!
     三味線練習中!
     ただの旅好き!

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