清水です。前回はグループワークのコツをお伝えいたしました。
今回は、オンライン(ZOOM)で行うグループディスカッションについてお伝えします。
参加者の名前を覚え、話す
前回もお話させていただきましたが、メンバーの名前を覚えることは重要です。
さらに、グループディスカッション中も、積極的にメンバーの名前を呼びましょう。
名前を呼ぶことで、親近感が生まれ、円滑なコミュニケーションが図れます。
ZOOMにフルネームが記載されいたとしても、WORDかメモにメンバーの名前を記載しておくと便利です
※理由は後述します
一番初めに喋る
現場でディスカッションの場合は、体育会系や積極的な人がリーダー役になりがちですよね。しかし、オンラインでは状況が異なります。
電波状況にもよりますが、全員がオンライングループに集まってくるまでマイクをミュートにしてじっと様子を見ながら誰かが話すのを待つ…そんな経験ありませんか?
実にもったいない!
体育会系とイケイケな人達ですら静まり返る5秒ほどの沈黙。
この時間を活用しない手はありません。
あなたがZOOMのグループディスカッションへ招待されて接続した瞬間、間髪入れずにこう言いましょう。
みなさん音声聞こえてますか?大丈夫ですか?
メンバーから反応があるはずです。さらに追い打ちでもう一言。
はい、それでは始めていきましょう。先ほどご案内があった通り、制限時間がXX分です、みなさん頑張っていきましょう!よろしくお願いします!
ここまで話せればグループ内のファシリテーター(司会者)、リーダーになれる可能性が高まります。あとは自分が仕切ってもいいですし、流れに任せるのもOK
発言内容はチャットで可視化
グループディスカッションでは短時間で結果を出さなければなりません。
素晴らしい意見も時間が経つとすぐに忘れ去られます。それを防ぐために、自分が良いと思った発言をチャットに投稿しましょう。
全部を書き起こす必要はありません。ポイント、フレーズだけでOK
さらに、発言者の名前もつけておくと良いです。
鈴木:Dx
佐藤:Saas
加藤:デジタルディスラプター
清水:AI
後藤:GAFA
参加者の名前をWORDに記載しておくと便利な意味が分かりましたか?
発言を求める
グループディスカッションでは、できるだけ喋った方が良い、と皆が考えています。先生が来た瞬間だけ喋りだすヤツとかいますよね。
アピールするために話したい。
そんな気持ちをぐっと抑えつつ、大人になって、あまり発言していない方に話を振ってあげましょう。
そろそろまとめていきましょう。
加藤さん、何か意見や気になることってありますか?
黙っている人ほど考えていたりします。
重要なインサイトを掘り起こすため、また、協調性アピールのためにやりましょう。このような振る舞いによって、自分の存在感を高めていくことができますし、他の参加者との協力関係を築きやすくなるでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
自分を全面に出して攻めるだけが戦略ではありません。
チームで成果を出すために立ち振るまうことも必要なのです。
ぜひ試してみてください。
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